東京の美術館とアートイベント情報
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・好調が続く現代美術を価格込みで展示
現代美術品の売買が世界的に好調ですが、広島市現代美術館で収蔵作品を「購入価格」とともに展示しようというユニークな試みが行われます。オークションの落札結果やアートフェアでの価格表示など、現代美術品の価格を目にする機会は少なくありませんが、美術館の購入価格をオープンするのは異例。人気・相場・流行といったものが反映されやすいコンテンポラリーアートの世界において、意義のある試みと言えるでしょう。
フリーキューレター、窪田研二さんによる収蔵作品展「MONEY TALK(マネー・トーク)」が9月2日より、広島市現代美術館(広島市南区比治山公園、TEL 082-264-1121)で始まる。
同展では、「芸術と経済の問題」という視点から一般的に公開されないその作品の「購入価格」を、作品とともに展示する。「芸術は、アートは、『マネー』との関係なくしては進めない。一瞬たりとも生きながらえない。村上隆」などと書かれた、「書籍から抜粋した」(窪田さん)という著名人らのコメント約60 種類が床や壁などに散りばめられているのも特徴。
作品点数は、期間中に入れ替えを行うものも含めて約100点。スープ缶をモチーフにした作品アンディ・ウォーホル=「キャンベル・スープ」(300万円)、ヤノベ・ケンジ=「コンタネイティッド・アトムスーツ」(210万円)、高額なものでは、「フィッシュ・パーク」(6,200万円)など、5千万円以上の作品8点も展示する。
「『価格』という新しい情報を受け手に提示することで、美術作品が社会と深く結びついていることや美術館について改めて考えてもらうきっかけになれば」と窪田さんは話している。
開催時間は10時〜17時。入場料は、一般=360円、大学生=270円、小中高生=170円。月曜休館。2008年1月29日まで(12月29日~1月3日は休館)。
広島経済新聞 2007/09/01 より
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