東京の美術館とアートイベント情報

東京にある美術館の最新情報やお得な利用法をご紹介。また、アートイベントやニュース、オークション開催情報など、美術関連のニュースを幅広く発信いたします。

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・大型美術館の空いている期間

 大型の美術館なり博物館というのは、時期によってとても混雑している場合があります。特に、話題となっている展覧会の会期中などは、混雑していて鑑賞どころではないというケースも多いでしょう。

 そういった特別展に関しては、開催直後や会期終了直前に行かない、空いている午前中に行くなどしか混雑対策がありませんが、大型の美術館・博物館を空いている状況で見に行きたいだけなら対策があるのです。

 それは、特別展の開催直前に出かけるという作戦。美術館・博物館で行なわれる特別展は、準備・設置期間が必要なため、特別展と特別展の間に数日程度の隙間があるのです。この期間は常設展となるため、特に宣伝がされているわけでもなくゆったりと美術鑑賞を楽しめます。

 特別展がないと言っても、例えば国立博物館や美術館では常設展示だけでたくさんの作品が楽しめますし、ミニ特集などが行われている場合もあります。勿論、チケットも常設展の価格となりますのでお得。美術館・博物館を隅から隅まで見学するには一番良い期間なのです。

 大型の美術館・博物館ではたまに修学旅行とぶつかることもありますが、静かな環境でゆったりと美術鑑賞を楽しみたい場合は、特別展直前の「隙間の期間」に足を運んでみると良いでしょう。

 なお、その後に開催される特別展にも興味がある場合、直前の常設展に行けば前売チケットを買えたり、割引券をもらったりできるメリットもあります(チラシ置き場なども要チェック)。お得な前売券の購入ついでにゆったりと美術鑑賞するのも悪くありません。

・東京国立博物館 「国宝 阿修羅展」

 上野にある東京国立博物館で、2009年3月31日(火)~6月7日(日)の期間「興福寺創建1300年記念 国宝 阿修羅展」が開催されます。

 今回の展覧会では、メインとなる阿修羅像以外にも、国宝に指定されている八部衆像や十大弟子像、重要文化財に指定されている薬王・薬上菩薩立像、四天王立像など、貴重な仏教美術約70件が展示される予定です。これだけの数がまとめて興福寺の外へ出るのは初めてのことであり、また、博物館という作品鑑賞には最高のスペースで展示されることもあって、仏教美術ファンには見逃せない展覧会になりそうです。

国宝 阿修羅展

・東京国立博物館

・会期 2009年3月31日(火)~6月7日(日)

・開館時間 9:30~17:00 (入館は閉館の30分前まで)
※会期中の金曜日は20:00、土・日・祝日は18:00まで開館

※休館日 月曜日(ゴールデンウィークの5月4祝は開館、代わりに5月7日(木)が休館

・入館料(前売) 一般1500円(1300円)、大学生1200円(1000円)、高校生900円(700円)

 なお、前売り券は既に発売されておりますので、お出掛けの予定のある方は、お得な前売り券をお買い求め下さい。東京国立博物館の正門観覧券売場でも購入できますが、 電子チケットぴあ(Pコード=986-285)、ローソンチケット(Lコード=34500)、イープラス、CNプレイガイドなどでも購入が可能です。

 さらに、ネットから簡単に予約~自宅プリンターによるプリントアウトで発券できるサービスもありますので、こちらもご確認下さい(カード決済)。

 会期は6月7日までですが、桜の時期に行くと展覧会以外にも楽しみが多いと思います。

・東京都美術館 フェルメール展

 近年、フェルメールの絵画が日本でよく公開されていますが、東京都美術館でも12月14日まで『フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち』が開催されています。フェルメールの貴重な作品をはじめ、カレル・ファブリティウス『自画像』『歩哨』、ピーテル・デ・ホーホ『デルフトの中庭の母親と子供』『二人の士官と女』などを展示。 17世紀を中心としたオランダ絵画の名作を紹介します。
 
 なお、当初展示予定だったフェルメールの『絵画芸術』は出展がキャンセルされましたのでご注意下さい。ただし、日本初公開5点を含む過去最多の7点のフェルメール作品を展示しています。

 また、前売り券の販売は終了していますが、「金曜限定ペア得ナイト券」と題し、金曜午後5時~午後8時に限定で入場できるペアチケットを2,500円で販売しています。夜間の入場や2名での入場をご予定の方は、計500円安くなりますのでご活用下さい。

 東京都美術館ならではの無料入場(シルバーデー 65歳以上)は、9/17、10/15、11/19となっております。また、親子ふれあいデーは9/20、9/21、10/18、10/19、11/15、11/16。こちらは、18歳未満の
お子様を同伴する保護者(都内在住)が一般料金の半額となります。証明できるものの持参をお忘れなく。

・フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち

・東京都美術館 東京都台東区上野公園8-35

・会期平成20年8月2日(土)~12月14日(日)
※休館日 毎週月曜日(月曜が祝日の場合は開館し翌日休み)

・入場料(前売) 一般1,500 学生1,300 高校生800 65歳以上 900
※金曜限定ペア得ナイト券 2,500
 2名同時入場、男女問わず。入場は、金曜午後5時~午後8時(入場は午後7時30分まで)。8月2日(土)から12月12日(金)販売。

※詳細は、公式ページでご確認下さい。

・美術館にタダor安く入る方法?

 美術館・博物館にタダで入れるとしたら最高でしょう。しかし、ある条件を持った人はタダで入れるかもしれません。それは、「高齢者」と「児童」です。

「何だ」と思われるかもしれませんが、自分がそうでなくとも、親類・知り合いに「高齢者」や「児童」がいないわけではないでしょう。そういった人と一緒に行く、あるいは情報を教えてあげるだけでもお得かもしれません。美術館・博物館のホームページで「ご利用案内」などを見ると、案外無料での入館について書かれているものです。よく利用される美術館があれば、一度確認しておかれると良いでしょう。

 いま書いた方法以外に、実は普通の方でも無料入館できる場合もあります。つまり「無料入館日」を利用する方法。例えば東京・竹橋の国立近代美術館では、毎月第1日曜日・所蔵作品展のみですが、誰でも無料で観覧する事ができます。無料観覧日のある美術館はそう多くありませんが、ネット上からお目当ての美術館を調べてみると思わぬお得情報が見つかるかもしれません。

 さて、美術館にしてもデパートにしても、会期のある美術展覧会のチケットは結構高かったりします。事前に配布されている割引券を利用する方法もありますが、手元になければどうしようもありません。しかしもう1つ「ちょっとだけ」割引で入れるかもしれない方法があるのをご存じでしょうか? それは、窓口でチケットを買うのではなく、プレイガイドでチケット買うという方法です。

 プレイガイドでは、展覧会のチケットを前売りしていて少し安く買うことができますが、展覧会期間中もそのままの前売り価格で売られているケースがごくたまにあります。全ての展覧会で目的のチケットを買えるわけではありませんが、プレイガイドでの取り扱いを確認できるようなら、ちょっとだけ安くチケットが買えることでしょう。

、もう1つ。これは広く知られていますが、ネット上で配布されている「割引券」を利用する方法があります。割引券というと、「××展」といったイベント時のものを想像しますが、常設展の入館料を割引してくれる場合もあるのでチェックしたいところ。美術館以外に、情報サイトが割引券を発行している場合もあるので要注意です。

 美術館にお出かけの際は、「お目当ての美術・博物館名+割引」で検索してみて下さい。100円程度の割引が多いようですが、中にはグッズをくれるところもあるようなので利用価値はありそうです。

・国立新美術館の入場者総数が200万人超え

 2007年8月末・六本木にある国立新美術館で、開館以来の入場者数が200万人を突破しました。東京の新たな観光名所となり地方からの来場者が多かったことに加え、「ポンピドー・センター展」や「モネ展」など、幅広い層に興味を持たれる大型美術展の開催も大きかったようです。

 国立新美術館、入場者数が200万人突破

今年1月、港区・六本木に開館した「国立新美術館」(六本木7)が多くの入場者を集めている。

 これまでに「20世紀美術探検-アーティストたちの三つの冒険物語-」(89,475人)、「文化庁メディア芸術祭10周年企画展『日本の表現力』」(52,093人)、「黒川紀章展」(166,793人)、「異邦人たちのパリ1900-2005 ポンピドー・センター所蔵作品展」(315,266 人)、「大回顧展モネ-印象派の巨匠、その遺産」(704,420人)、「スキン+ボーンズ―1980年代以降の建築とファッション」(60,056人、カッコ内は入場者数)などの企画展が開催され、現在は「日展100年」(9月3日まで)が開催中。予想年間入場者数は150万人で、5月11日には公募展も含めた展覧会の入場者数が延べ100万人、8月24日には延べ200万人を記録。モネ展が入場者数を牽引した形となった。

 同館は建築家の黒川紀章さんが設計を担当し、波打つガラスの壁面が特徴。館内には「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」などのレストランや、ミュージアムショップ「スーベニア フロム トーキョー」など美術以外にも楽しむことができる施設を設ける。

 人気の理由について同館広報担当者は「六本木アート・トライアングルなどで、六本木の集客力が上がっている」ことなどを理由に挙げている。

 9月5日からは、アート・ドキュメンタリスト、安齊重男さんの個展「安齊重男の『私・写・録(パーソナル フォト アーカイブス)』 1970-2006」が開催される。10月22日まで。

六本木経済新聞 2007/08/31 より

・上野公園 穴場のアートスポット

 上野公園は、国立西洋美術館や東京国立博物館、上野の森博物館などが点在するアートスポットですが、見忘れてはならないのが「上野東照宮」でしょう。上野公園で五重の塔を遠くから眺める事はあっても、その近くまで行かれた方は案外少ないかもしれません。

 徳川家康公並びに吉宗公、慶喜公を祀る上野東照宮は、本殿の拝観や春・冬の「ぼたん苑」、桜見物など見所も多数。本殿の拝観、ぼたん苑とも入場料は掛かりますが、勿論参拝は無料ですし平日は空いていますので、足を運ばれた事のない方にはお薦めしたい観光スポットです。また、時期にも寄りますが参道~不忍池付近に屋台が出ることもあって、その際には賑やかな雰囲気も楽しめます。

上野東照宮 (上野観光連盟ページ内)


 さらに、不忍池を挟んで反対側にあるエリアも隠れたアート巡りのコース。横山大観生前の住まいをそのまま作品の展示場とした横山大観記念館を始め、歴史的な西洋建築物の中に入れる旧岩崎邸弥生美術館・竹久夢二美術館など、根津付近の散策と共に楽しみの多い場所となっています。

 なお、弥生美術館・竹久夢二美術館はホームページに100円のプリントアウト割引券(2名利用可)がありますので、来館の際はご利用下さい。

 上野公園メインの大型美術館・博物館ではなく、不忍池の反対側にあるアート・美術館スポットも忘れずに見学したいところです。

・森美術館で、来年2月にUBSのアートコレクション展

 六本木の森美術館で、スイスの金融機関・USBがコレクションする作品を集めた展覧会が開催されます。

 UBSは、優れた現代美術品を中心にコレクションしていますが、コンテンポラリーアートに強い森美術館のチョイスや展示方法が注目されます。

 森美術館、スイス・UBSのアートコレクション展-来年2月

 森美術館は9月6日、来年2月から開催する美術展の概要を発表した。

 展覧会名は「アートは心のためにある:UBSアートコレクションより」。会期は2008年2月2日~4月6日。スイスに拠点を置く世界的金融機関・UBSのアートコレクションから選んだ絵画、写真、ドローイングなど約160点を紹介する。

 展示は、肖像画から身体性や現代を生きる人々の姿に着目した「ポートレートから身体へ」、1990年代以降の写真作品を主に展示する「造られた世界」、自然風景と人間の関係から月や星などの広がりを描いた作品を主に展示する「ランドスケープから宇宙へ」の3セクションで構成。

 UBSアートコレクションはこれまで、ニューヨーク近代美術館(MoMA)やロンドンのテート・モダンなどで紹介されており、同展はシドニーのニューサウスウエールズ州立美術館と、メルボルンのナショナル・ギャラリー・オブ・ヴィクトリアを巡回する「未完の世界」展をもとに、森美術館向けにアレンジを加えたものとなる。

 出品作家には、荒木経惟、ジャン=ミシェル・バスキア、フランチェスコ・クレメンテ、フィリップ・ガストン、リチャード・ハミルトン、ロイ・リキテンスタイン、森村泰昌、ゲルハルト・リヒター、トーマス・ルフ、シンディ・シャーマン、杉本博司、アンディ・ウォーホル、アンドレアス・グルスキー、宮本隆司、ジュリアン・オピー、トーマス・シュトゥルート、ジョナサン・ボロフスキー、トニー・クラッグ、オラファー・エリアソン、畠山直哉、デミアン・ハースト、エルズワース・ケリー、ブライス・マーデン(敬称略、一部)など、著名な作家を予定する。

 開催時間は10時~22時(火曜は17時まで、入館は閉館時間の30分前まで)。入館料は一般1,500円ほか。

六本木経済新聞 2007/09/06 より

・東京都美術館でフィラデルフィア美術館展館

 ・東京都美術館 フィラデルフィア美術館展館

 現在、京都市美術館で開催中の「フィラデルフィア美術館展 印象派と20世紀の美術」が、10/10から東京都美術館での開催となります。

 ルノワール、ドガ、マネと言った印象派の巨匠から、ピカソ、カンディンスキー、シャガール、ミロ、マグリットといった近代の大画家による作品まで、77点の名画を展示予定。また、アンドリュー・ワイエスといったアメリカの巨匠による作品ももちろん展示されます。

 なお、10/17、11/21、12/19の各水曜日は、「シルバーデー」として65歳以上の方は入場無料(年齢を証明するものをご持参下さい)。また、10/20・21、11/17・18、12/15・16の各土日は、「親子ふれあいデー」として、18歳未満のお子様を同伴する保護者(都内在住)は一般料金の半額で入場が可能です。該当される場合は、ご利用下さい。

・フィラデルフィア美術館展 印象派と20世紀の美術

・東京都美術館 東京都台東区上野公園8-35

・会期 2007年10月10日(水)~12月24日(月・休)
※休館日 毎週月曜日(ただし、12月24日は開館)

・入場料(前売) 一般1,500(1,300) 学生1,200(1,000) 高校生700(600) 65歳以上 800(700)

※前売券発売所 みどりの窓口・びゅうプラザ、チケットぴあ(Pコード:前売687-441、当日687-442)、ローソンチケット(Lコード:35500)、イープラス、CNプレイガイド

※前売券は10/9までの発売です。

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